2021年8月の記事一覧
遠足
雨上がりの翌日、1〜5年生が遠足に出かけました。風が少しあって歩くにはちょうどいい感じの天気です。
歩いているといろんな発見があります。
民家の近くでは
「紫陽花だ!」
と指をさしていました。
途中で、川にいる魚の群れを見つけ、橋の上からひっそりと観察しています。
歩く距離は7km程ですが、目的地に到着すると、「やった〜」と喜びの声。
ウサギを触ったり、みんなで遊んだり、楽しんでいました。
アリ発見!花いっぱいボランティア活動
放課後、低学年児童が支援員さんと一緒に花壇の草とりをしました。
黄色のマリーゴールドの周りは夏休み中に生い茂ったハコベなどが一杯に茂っていました。
「これは長い!」「大根かな?」
などとつぶやきながら、草取り用の器具を使って、どんどん草をとっていきます。
しばらくすると、大量の草が積み上がり「おおー」と達成感の声があがります。
他にも、「蟻の卵をみつけた!」とか、「ダンゴムシだ!」とか・・・。
いろんな発見をする子どもの豊かな感性に触れた瞬間でした。
また、対面にある平和の碑の横に、猛暑に耐えた花の苗(ケイトウ)を植えました。
植え換えを好まない種類らしく、根に触れないやり方を伝えると、
子供たちは慎重にポットから出して優しく土に植えていました。
毎年、町内会からのご支援と社会福祉協議会から苗をいただき、学校前花壇に花を植えています。
学校から1kmほど離れたバス停に、敬老会の方々が育てている花壇でも綺麗な花を咲かせています。
地域の方のおかげで子供たちにボランティア活動体験をする機会をいただけること感謝しております。
ケイトウは多様な色の花がつくようです。
さて、どんな色の花が咲くのでしょうか。
これからの北海道宗谷地方は寒さを増していきます。
はたして花がつくまで育つかどうかはわかりませんが、それも含めて楽しみです。
2学期スタート!~暑い夏の熱が伝わる「研究者」たち~
暑い夏でしたね。
さて、始業式。子供達は、夏休み中に自由研究や課題に取り組んだこと、家の手伝いをしたことを教えてくれました。どの子も成長の様子がみられ、頼もしく感じる内容でした。
講話の最初は、夏休み中に食べたものの話題から。子供が想起した回答ナンバー1は「スイカ」でした。
そこで、スイカを生産している町で暮らしていたエピソードを返します。
「誰かが作ってくれたおかげで美味しいスイカが食べられる。きっと、みんなが勉強やお手伝いをしていることも誰かの役に立っているんだと思います。」
そして、暑さの中で生き残った鉢花を見せました。
「一緒に前庭花壇に植えてくれたら嬉しいな。声かけてね。」
と伝えました。
その後、廊下で、ふと一年生が寄ってきて、「もう答え、わかるよ」と教えてくれました。1学期に出した花クイズのことだと思いました。興味をもってくれたのだと嬉しくなりました。
名もない花に興味をもつ、こうした優しい気持ちが育ってくれたらいいなと願っています。
2日目の自由研究発表会の一コマ。本棚、アゲハチョウの標本などアナログな作品・研究が多く、創意工夫した様子が伝わってきました。同時に、燃料電池の実験では、今時のICT機器を利用した発表の様子もあって、時代の進化を感じました。
その後の作品交流をする中で、子供が語る「裏話」が面白かったです。ミニ四駆の制作の工夫の談話には興味津々。アゲハチョウの採集場面は偶然から生まれた・・・など、親子で楽しむ時間が背景にあることを楽しそうに話す様子が微笑ましかったです。
きっと、家族で研究を楽しんでいたのだと思います。本当は、ちょっと面倒だなと思いながらも、何かを学んだことは伝わってきました。
保護者の皆様、いつもご支援いただきありがとうございます。