学校ブログ

「速く走るための講座」から幕を開けた1週間も今日で終わりです。走ることへ精一杯打ち込んだチャレンジスピリッツは昨日今日にできあがったものではなく、長い時間をかけながら1人1人の心に形成されていったものですし、今週の講座のように、新たな刺激を受けることでますます大きくなる、そのことを身をもって証明している子どもたちです。

 

運動会を少しずつ見据えながら、日常では、仲間との会話を楽しみ、休み時間の遊びに夢中になり、たくさん笑い、5月の学習に精を出す、そんな気持ちを継続させて今週も過ごしました。「いつもどおり」がしっかりできることは、人としてとても大切な力です。

 

どの教科も、1つ学年が上がり、問われ方が難しくなり、課題解決に困難さを伴う場面も増えています。「う~ん」と悩みながら問題と向き合う姿もたくさん見られますが、その目はあきらめていません。それがなにより大事なことです。挑戦をやめない姿そのものですから。

 

何事もそうですが、簡単にすぐできることや、あまりにも現実とかけ離れた高い設定には、意欲はなかなか生まれないものです。「できそうでできないとき」や「努力すれば実現するかもしれないと実感できるとき」に、グッとエネルギーが湧いてくるものです。

また、これらの場面場面では、「考える」・「イメージする」活動が伴います。「目標を達成するためには、これから何をしたらいいのかを考える」「なぜそうなるのかを考える」「うまくいかないときには、何が足りないのかを考える」「完成や上達をイメージして励む」・・・そうやって、人間の心や体は鍛えられ、磨かれていくものです。

 

「考える」ことが挑戦の土台となり、「考える」ことで挑戦に意義が生まれ、「考える」ことによって自分の内面が高まっていく・・・このような「考える場面」をよりいっそう大切にしながら、5月の歩みを続けていきます。

 

5.6年生は、「閉校となる浅茅野小学校やこれまで支えてくれた方々への感謝の気持ちを、これからどんなふうに伝えていったらいいのか?」を、すでに考え始めています。

その1つとして、現在満開である桜の花に着目し、「1年後はこの学校で見ることはできない浅茅野小の桜。この花びらを活用できないだろうか?」と、時間を見つけては花びらを集め、押し花づくりを始めています。

 

現段階で、5.6年生は、「令和9年3月20日(土)の閉校記念式典に訪れる方々に、この桜の花びらをプレゼントしたい!」というイメージをもって活動しています。すごく素敵なことを考えているんだなあと、3人の5.6年生の熱意や思いに感心するのと同時に、このイメージをこの子たちの手で納得のいく形にしてほしいなあと、応援したい気持ちでいっぱいになります。

 

「しおりにしたら喜んでくれるかな?」「キーホルダーならずっと使ってくれるかも?」「コースターもいいんじゃない?」・・・などの会話をしながら精力的に押し花をつくっている5.6年生の姿、これこそが「最後の1年を最高の1年に」の具体的な行動の1つだと、誇らしく感じています。

 

学校の顔である高学年は、特に閉校が決まったこの1年は背負うものが大きいでしょう。でも、それを負担に感じる3人ではありません。むしろ、大きなやりがいを抱いている・・・今年度が始まってまだ1ヶ月しか経過していませんが、すでに「牽引する者」の顔になっているのが実に頼もしいです。誰でもできることではないはずですから。

 

この時期を逃すと桜は姿を消していくので、まずは押し花づくりに精を出す5.6年生。この活動のゴールは形としてはまだ見えていませんが、この「思い」こそが「宝」であり「力」です。5.6年生の思いがどんなふうに「3人の結晶」となっていくか、すごく楽しみであり、彼らのがんばりに信頼を寄せながら活動を激励していきたいと思っています。あらためて、子どもたちの可能性は無限大であることを、5.6年生の姿から学ばせてもらっている毎日です。

最後の運動会まで1ヶ月を切りました。児童会三役では「スローガンをどんな言葉にしようか?」と相談したり、5.6年生は「全校の認め合い活動をどんな形で行うのがいいのか?」を考え始めたり、各学級では、一輪車発表の構想を深めたり・・・と、「最後の運動会を大成功に!完全燃焼できるものに!」という機運が確実に高まっているのを感じます。その思いをグンと押してくれたのが、一昨日の三縄さんの講座でもありました。今日は全校体育の時間がありましたが、走ることへの意識が格段に高まっています。三縄さんへの感謝の思いはもちろんですが、そのきっかけの場を一過性のものにすることなく、「最大限自分の中に取り入れ、自分自身のものにしたい!」という子どもたちの心意気がすばらしいなあと感心しています。

 

4月は自分の力を蓄えるための助走期間でもありました。5月に入り、最後の運動会を意識するようになったことも含めて、子どもたちは今、何に対しても「自分の力をどこまで伸ばせるか?」と考え始めています。

「最後の」という言葉が付いていく活動が増えていきますが、この「最後の」が、「より自分らしくあり続ける」「より自分を高みに運ぶ」「より納得のいく形を求めていく」といった子どもたち1人1人の原動力と結びついていく予感を抱くこの頃です。

 

助走から飛躍へ・・・子どもたちは自分自身でその道を選ぼうとしています。その姿をとことん応援していこうと思っています。

 

 

5連休もはさんだので、「なんか読み聞かせが久しぶりな気がする!」という子どもたちの反応でしたが、それだけ好意的に捉えているのが伝わってきます。

 

1年前は、全校の約半数が「平日も土日も全く家で本を読まない」と答えていました。それだけ関心が薄かったのもあるでしょうし、メディアに完全に飲み込まれていたとも言えるでしょう。

「それではあまりに寂しすぎる・・・どうやったら少しでもこの状態を改善できるのだろう?」と、まずは教師自らが、成果にとらわれずに行動してみることに挑戦しました。

 

「継続は力なり」は、子どもたちに対してだけの言葉ではありません。池の水面に、小さな石をポチャンと投げ入れるように、少~しずつ「本への興味」という水の輪が広がっていったように感じています。

「ねえねえ、前に○○先生が読んでくれた本なんだけどね、別のシリーズをなかよし号で借りたよ!」「◇◇先生が読んでいたあの話、YouTubeで偶然聞いたよ!」「私が最近読んでる△△の本、結構気に入ってるんだよね!」・・・小さな変化ではありますが、そんな話題が子どもたちの会話の中に登場する日もあります。それが「本の力」と呼べるものなのかもしれません。

 

人格形成真っ只中の小学生時代は、出会わなくていいものなどありません。たくさんの「もの・こと・人」に出会い、経験し、その良い部分もそうではない部分も含めて自分の判断力の糧にしていく・・・無駄なものは1つもないということです。でもせっかくなら「いいもの」にたくさん出会ってほしい・・・「本」がその1つであるように。

 

最後の1年となった今年度は、日常の取組に加え、閉校・有終記念の活動を大切にしていきます。「浅茅野小でたくさんの経験を重ね、思い出を刻み、その1つ1つを自信や力に変えて、次の春を迎えてほしい!」というのが、すべての人たちの願いであると信じているからです。

 

以前にも紹介したように、子どもたち自身が「最後にみんなで~してみたい!」という願いの数々は、ほぼ叶えてあげたいと準備を進めています。子どもたちの願いに応える1年にすることを第1としながら、もう1つは、「子どもの力となって未来に生きること・今後の1人1人の支えや財産になること・経験値をいっそう高められること・・・を率先してやっていきたい!」という大人の願いも大切にしたいと思っています。そのキーワードは「本物に触れる経験」とも言えるでしょう。

 

そんな閉校・有終記念事業の第一弾として、浅茅野台地在住の三縄 宗太郎さんを講師に、「速く走るための講座」を実施しました。三縄さんは大学ラグビーや社会人ラクビーで活躍されてきた方でもあります。「腕を直角に大きく振ることで体を前へ押し出す」「つま先で地面をたたき、反発力をより大きく利用する」ことをテーマに、ラダートレーニングを中心としながら、1つ1つの運動に意識を高くもって取り組むことで、子ども1人1人が「考えながら」運動する大切さを学びました。実際に、トレーニング前と後で15m走タイムに変化が生まれるなど、子どもたちも上達の手応えを感じながら、1時間いっぱい走って走って走りきった時間でした。

運動会へ向けての身体と心の大切なステップになった今回の講座。三縄さん、本当にありがとうございました。7月のラグビー講座もどうぞよろしくお願いします。

 

閉校・有終記念の活動というのは、子どもたちが「浅茅野小で自分たちはたくさん学び、経験し、力をつけた!」と実感できること、「新たな一歩を踏み出すためにも、この思い出をずっと大切にしたい!」とそれぞれの心に刻むこと、そして「私たちはたくさんの人たちに支えられ、愛され、応援されている!」という思いの結晶を忘れないこと・・・そのためにあると思います。

 

浅茅野小で過ごす日数は、あと180日。子どもたちの「心の挑戦」や「心磨き」のために、1日1日を誠実に積み重ねていきます。

 

 

5連休明けに2日登校するという今週でしたが、学習にも、当番活動にも、体力づくりにも、児童会の役割にも、「やるべきことはしっかりやる」という空気が存在していた2日間を頼もしく感じました。

 

とはいえ、5連休の疲れやリズムの乱れがなかったわけではないでしょう。「もう少し連休があったらよかったのに」というのが本音かもしれません。それでも、「自分の意志でグッと踏ん張る力」を発揮できていたのは、1人1人の成長に他なりません。ブレない「心の芯」というものを着実に形成している姿にも思えました。

 

昨今はよく、自己肯定感が低い子どもが多いと言われます。浅茅野小の子どもたちを見ても、自分のよさやがんばりを実感できない場面もあり、決して例外ではないのかもしれません。

「自分の存在そのものを肯定的に受け止められる感覚」「ありのままの自分をかけがえのない存在として認め、自分には価値があると感じられる心の土台」「能力や成果、他者との比較ではなく、自分が自分をどう思うかという自己認識によって決まる」・・・これらが自己肯定感の一般的な定義ですが、この2日間のように、「仮にめんどくさい気持ちがあったとしても、目の前のことを当然すべきこととしてやり抜ける力を持っている」こと自体、胸を張れることだといつも思います。

 

大切なのは、子ども自身がそのことを自分のこととして実感できるかどうかです。それは自信や意欲の芽となるものでもあります。そのためにも、学校と家庭で今後も力を合わせて、「自分ってなかなかいいもんだ!」という土壌づくりにいっそう力を入れていきたいと思います。本当によくがんばったこの2日間でした!

 

 

休み時間が終了し、3時間目に入ろうとする時間。つまり、子どもたちはトイレや水飲みを済ませたり、談笑したりと、個々の動きもバラバラになりがちな時間帯をめがけて、火災を想定した避難訓練を実施しました。 

子どもたちには、この日のどの時間帯で行うかを伝えていない中で実施しましたが、火災報知器が鳴るとその場で静かに放送を聞き、教師の指示に従って煙の中(スモークマシン)を通りながら避難し終え、実に落ち着いた態度で行動することができました。

 

1つ1つの情報から、どう動くかを考えて判断し、実行に移す・・・災害時は特に様々な情報が交差するので、より冷静な対応や行動が望まれます。このような状況判断力は、これから先、どんな場面でも何事にも通じる大事な力ですが、その芽はどの子にも確実に育っています。その力をいっそう磨くために行った訓練でもありました。

 

避難後は、消防署の方々に教わりながら、煙の中を通る訓練(なぜ低い姿勢が大切なのか)や、1人ずつ消火器を操作する練習も行いました。経験を重ねている上級生は、アドバイスがなくても、自分でピンを抜いて目標物を消火するという一連の動きをしっかりと行うことができました。

 

できるなら災害に遭遇しない生活がいい、煙を吸い込みたくはない、消火器を使う場面が来ない方がいい・・・もちろんそうです。でも、そのような日が来る・来ないに関わらず、このように、知識や知恵を蓄え、スキルと高め、判断力を磨いておくことは、1人1人の心の幅や行動力を広げ、多方面に生きる力となります。経験を通して、日々、その素地を形成している子どもたちです。

 

明日からは5連休なので、事実上、今日で新年度スタート1ヶ月の節目を迎えたと言えるでしょう。今日は初めて7人全員の一輪車集団技「大車輪」が成功し、互いにがんばりをたたえ合う姿がありました。7人のこの1ヶ月間を物語る象徴的なシーンでもありました。

 

新しく進級した学年や学級としての生活・新学年の学習内容や授業・全校の中での自分の役割・先生といっしょに歩む日々・・・この1ヶ月は、子どもたちの目や心にどう映ったでしょうか? 

今の自分たちの毎日を、「けっこう楽しい!」「充実しているよ!」「いいスタートを切れたんじゃないかな!」・・・と感じてくれているのなら、学校としてこんなにうれしいことはありません。

 

子どもが教師に求めることは、いつの時代も同じです。「自分のことをわかってほしい・伸ばしてほしい・共に歩んでほしい・信頼できる大人でいてほしい・自分たちの生活に楽しさややりがいを与えてほしい」・・・いたってシンプルですが、これが教育の本質であると思います。浅茅野小に通う7人のこのような思いを、授業でも、休み時間でも、ちょっとしたすき間の時間でも、いつも感じたこの1ヶ月でした。

 

令和8年度の登校日はまだ17日ですが、その17日の中に、学び・遊び・働き・仲間・やさしさ・努力・自覚・責任感・・・など、今後の「可能性の息吹」がたくさん生まれました。こうやって何事も、じっくりと地道に1つ1つの経験を積み重ねていくことが、7人の「力」「思い出」「集団性」「社会性」になっていくと信じています。

 

この1ヶ月の中で重ねた努力や経験や他者意識を「自信の芽」として、連休明けの日々を元気に歩む、努力の価値を実感していく、自分も仲間も大切にする、6月7日(日)の最後の運動会へ向けて体と心を鍛えていく・・・今後もやるべきことは何も変わりません。1つ1つのことに心を込める、それだけです。

 

子どもたちにとって、なにより学校が「楽しく安心できる居場所」であり、「自分の力を高めることができる場所」であるために・・・今後とも力を合わせさせてください。本当によくがんばった1ヶ月でした。5月もどうぞよろしくお願いします。

 

 

4月も最終日を迎えました。これからますます、自転車に乗る機会や、外で遊ぶ機会も増えていくことでしょう。その際、なにより大切なのは「1つしかない自分の命を自分で守る」ことです。

 

これまで、家庭でも、保育所でも、学校でも、あらゆる場でも・・・何度も耳にしてきたことです。それでも日が経てば徐々に薄まってしまう、これも人間です。だからこそ、「命にかわるものはどこにもないんだ」という意識をいっそう深め、くり返し自分の中に取り入れるために、鬼志別駐在所の中鉢所長、交通安全協会の玉田さん、役場生活環境係の方々を招き、「青空教室」を行いました。

 

ダミー実演では、あらためて人間の体がいかに簡単に跳ね飛ばされてしまうのかを、怖さと共に実感しました。その後は、ブレーキ等の自転車の点検をしっかりと行うこと、ヘルメットを着用すること、交通ルールを守って自転車に乗ることなどを、実習を通して再確認しました。自転車に関わる新しい法律も知り、自分の生活に直結する学びを、実際の活動を通して積み重ねた子どもたちでした。最後に、6年生2人は、下級生への指導はもちろん、校内外における交通安全を牽引していくリーダーとして「猿払村児童交通安全指導員」の役割を駐在所所長さんより委嘱されました。  

 

毎年行っている青空教室。「命を大事にすること」「健康であること」「生きていくこと」・・・当たり前のように思える幸せが、なにより尊く、決して当たり前ではないことを忘れないために・・・。

 

 

4月29日に「令和8年度 浅茅野子ども会総会」がありました。浅茅野子ども会は、平成19年度に設立され、18年間にわたって『年齢の異なった子どもたちが、遊びを通して様々な体験を行い、仲間づくりを進め、自然とのふれあいの中で命の尊厳を学び、心身の健全な育成に資する』ことをねらいとして、この地で活動を展開しています。

 

このねらいを大切な柱として、これまでたくさんの活動を積み重ねてきた浅茅野子ども会。今日の総会も、今年度の計画を豊かに構想し合った時間になりました。また、「閉校になっても、ここで生きる子どもがいることには変わりがない。子どもたちのために、子ども会の活動はできるかぎり継続していきたい!」と次年度以降を見据えた話し合いも行われました。このあたたかく熱い気持ちが、この浅茅野子ども会を支え続けているのだと、あらためて実感した時間でした。

 

夏休みに「七夕会(流しそうめんなど)」・12月に「もちつき会」・冬の活動として「百人一首」・2月に「雪ん子運動会」を予定しています。総会に参加されたみなさん、本当にありがとうございました。「最後の1年を最高の1年に」の思いをより具体化し、背中を大きく押してくれる存在である浅茅野子ども会。今年度の活動も、今から楽しみにさせてください!

 

 

「速く走るための講座」から幕を開けた1週間も今日で終わりです。走ることへ精一杯打ち込んだチャレンジスピリッツは昨日今日にできあがったものではなく、長い時間をかけながら1人1人の心に形成されていったものですし、今週の講座のように、新たな刺激を受けることでますます大きくなる、そのことを身をもって証明している子どもたちです。   運動会を少しずつ見据えながら、日常では、仲間との会話を楽しみ、休み時間の遊びに夢中になり、たくさん笑い、5月の学習に精を出す、そんな気持ちを継続させて今週も過ごしました。「いつもどおり」がしっかりできることは、人としてとても大切な力です。   どの教科も、1つ学年が上がり、問われ方が難しくなり、課題解決に困難さを伴う場面も増えています。「う~ん」と悩みながら問題と向き合う姿もたくさん見られますが、その目はあきらめていません。それがなにより大事なことです。挑戦をやめない姿そのものですから。   何事もそうですが、簡単にすぐできることや、あまりにも現実とかけ離れた高い設定には、意欲はなかなか生まれないものです。「できそうでできないとき」や「努力すれば実現するかもしれないと実感できるとき」に、グッとエネルギーが湧いてくるものです。 また、これらの場面場面では、「考える」・「イメージする」活動が伴います。「目標を達成するためには、これから何をしたらいいのかを考える」「なぜそうなるのかを考える」「うまくいかないときには、何が足りないのかを考える」「完成や上達をイメージして励む」・・・そうやって、人間の心や体は鍛えられ、磨かれていくものです。   「考える」ことが挑戦の土台となり、「考える」ことで挑戦に意義が生まれ、「考える」ことによって自分の内面が高まっていく・・・このような「考える場面」をよりいっそう大切にしながら、5月の歩みを続けていきます。
5.6年生は、「閉校となる浅茅野小学校やこれまで支えてくれた方々への感謝の気持ちを、これからどんなふうに伝えていったらいいのか?」を、すでに考え始めています。 その1つとして、現在満開である桜の花に着目し、「1年後はこの学校で見ることはできない浅茅野小の桜。この花びらを活用できないだろうか?」と、時間を見つけては花びらを集め、押し花づくりを始めています。   現段階で、5.6年生は、「令和9年3月20日(土)の閉校記念式典に訪れる方々に、この桜の花びらをプレゼントしたい!」というイメージをもって活動しています。すごく素敵なことを考えているんだなあと、3人の5.6年生の熱意や思いに感心するのと同時に、このイメージをこの子たちの手で納得のいく形にしてほしいなあと、応援したい気持ちでいっぱいになります。   「しおりにしたら喜んでくれるかな?」「キーホルダーならずっと使ってくれるかも?」「コースターもいいんじゃない?」・・・などの会話をしながら精力的に押し花をつくっている5.6年生の姿、これこそが「最後の1年を最高の1年に」の具体的な行動の1つだと、誇らしく感じています。   学校の顔である高学年は、特に閉校が決まったこの1年は背負うものが大きいでしょう。でも、それを負担に感じる3人ではありません。むしろ、大きなやりがいを抱いている・・・今年度が始まってまだ1ヶ月しか経過していませんが、すでに「牽引する者」の顔になっているのが実に頼もしいです。誰でもできることではないはずですから。   この時期を逃すと桜は姿を消していくので、まずは押し花づくりに精を出す5.6年生。この活動のゴールは形としてはまだ見えていませんが、この「思い」こそが「宝」であり「力」です。5.6年生の思いがどんなふうに「3人の結晶」となっていくか、すごく楽しみであり、彼らのがんばりに信頼を寄せながら活動を激励していきたいと思っています。あらためて、子どもたちの可能性は無限大であることを、5.6年生の姿から学ばせてもらっている毎日です。
最後の運動会まで1ヶ月を切りました。児童会三役では「スローガンをどんな言葉にしようか?」と相談したり、5.6年生は「全校の認め合い活動をどんな形で行うのがいいのか?」を考え始めたり、各学級では、一輪車発表の構想を深めたり・・・と、「最後の運動会を大成功に!完全燃焼できるものに!」という機運が確実に高まっているのを感じます。その思いをグンと押してくれたのが、一昨日の三縄さんの講座でもありました。今日は全校体育の時間がありましたが、走ることへの意識が格段に高まっています。三縄さんへの感謝の思いはもちろんですが、そのきっかけの場を一過性のものにすることなく、「最大限自分の中に取り入れ、自分自身のものにしたい!」という子どもたちの心意気がすばらしいなあと感心しています。   4月は自分の力を蓄えるための助走期間でもありました。5月に入り、最後の運動会を意識するようになったことも含めて、子どもたちは今、何に対しても「自分の力をどこまで伸ばせるか?」と考え始めています。 「最後の」という言葉が付いていく活動が増えていきますが、この「最後の」が、「より自分らしくあり続ける」「より自分を高みに運ぶ」「より納得のいく形を求めていく」といった子どもたち1人1人の原動力と結びついていく予感を抱くこの頃です。   助走から飛躍へ・・・子どもたちは自分自身でその道を選ぼうとしています。その姿をとことん応援していこうと思っています。
5連休もはさんだので、「なんか読み聞かせが久しぶりな気がする!」という子どもたちの反応でしたが、それだけ好意的に捉えているのが伝わってきます。   1年前は、全校の約半数が「平日も土日も全く家で本を読まない」と答えていました。それだけ関心が薄かったのもあるでしょうし、メディアに完全に飲み込まれていたとも言えるでしょう。 「それではあまりに寂しすぎる・・・どうやったら少しでもこの状態を改善できるのだろう?」と、まずは教師自らが、成果にとらわれずに行動してみることに挑戦しました。   「継続は力なり」は、子どもたちに対してだけの言葉ではありません。池の水面に、小さな石をポチャンと投げ入れるように、少~しずつ「本への興味」という水の輪が広がっていったように感じています。 「ねえねえ、前に○○先生が読んでくれた本なんだけどね、別のシリーズをなかよし号で借りたよ!」「◇◇先生が読んでいたあの話、YouTubeで偶然聞いたよ!」「私が最近読んでる△△の本、結構気に入ってるんだよね!」・・・小さな変化ではありますが、そんな話題が子どもたちの会話の中に登場する日もあります。それが「本の力」と呼べるものなのかもしれません。   人格形成真っ只中の小学生時代は、出会わなくていいものなどありません。たくさんの「もの・こと・人」に出会い、経験し、その良い部分もそうではない部分も含めて自分の判断力の糧にしていく・・・無駄なものは1つもないということです。でもせっかくなら「いいもの」にたくさん出会ってほしい・・・「本」がその1つであるように。
最後の1年となった今年度は、日常の取組に加え、閉校・有終記念の活動を大切にしていきます。「浅茅野小でたくさんの経験を重ね、思い出を刻み、その1つ1つを自信や力に変えて、次の春を迎えてほしい!」というのが、すべての人たちの願いであると信じているからです。   以前にも紹介したように、子どもたち自身が「最後にみんなで~してみたい!」という願いの数々は、ほぼ叶えてあげたいと準備を進めています。子どもたちの願いに応える1年にすることを第1としながら、もう1つは、「子どもの力となって未来に生きること・今後の1人1人の支えや財産になること・経験値をいっそう高められること・・・を率先してやっていきたい!」という大人の願いも大切にしたいと思っています。そのキーワードは「本物に触れる経験」とも言えるでしょう。   そんな閉校・有終記念事業の第一弾として、浅茅野台地在住の三縄 宗太郎さんを講師に、「速く走るための講座」を実施しました。三縄さんは大学ラグビーや社会人ラクビーで活躍されてきた方でもあります。「腕を直角に大きく振ることで体を前へ押し出す」「つま先で地面をたたき、反発力をより大きく利用する」ことをテーマに、ラダートレーニングを中心としながら、1つ1つの運動に意識を高くもって取り組むことで、子ども1人1人が「考えながら」運動する大切さを学びました。実際に、トレーニング前と後で15m走タイムに変化が生まれるなど、子どもたちも上達の手応えを感じながら、1時間いっぱい走って走って走りきった時間でした。 運動会へ向けての身体と心の大切なステップになった今回の講座。三縄さん、本当にありがとうございました。7月のラグビー講座もどうぞよろしくお願いします。   閉校・有終記念の活動というのは、子どもたちが「浅茅野小で自分たちはたくさん学び、経験し、力をつけた!」と実感できること、「新たな一歩を踏み出すためにも、この思い出をずっと大切にしたい!」とそれぞれの心に刻むこと、そして「私たちはたくさんの人たちに支えられ、愛され、応援されている!」という思いの結晶を忘れないこと・・・そのためにあると思います。   浅茅野小で過ごす日数は、あと180日。子どもたちの「心の挑戦」や「心磨き」のために、1日1日を誠実に積み重ねていきます。
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