「個」と「集団」を両方意識した体育の授業が続いています。
今日は鉄棒のまとめとして、個人技の発表会を行いました。1人1人、これまで練習してきた技から3種類を選び、みんなの前で一生懸命演技しました。力を尽くす「個」と、応援したり拍手を贈る「集団」、双方にとてもいい顔でした。ぶら下がる・回転する・腕にグッと力を込めるタイミング・・・それらの上達も光りましたし、危険を回避する力(すぐに手をつく・受け身を取るなど)も伸びています。
後半はサッカー。これは「個」の力を束ねる「集団」の活動です。いっぱい走ってボールを追いかけ、パスをつなぎ、体を張って守り・・・終わると毎回汗びっしょりの時間をくり返してきました。
回を重ねるごとに、子どもたちの動きにも変化が見られるようになりました。「声を出して味方を呼ぶ」「ボールをもらうために、どこに動けばいいかを考えて自分から移動する」「チャンスをねらってボールを取りに行く」「チーム内で指示を出し、守りを固める」・・・いずれも「考えている」からこその動きでした。
何ごとも、考えあるところに意味が生まれ、意図が生まれ、力が生まれます。体育のワンシーンからも、それがいっぱい伝わってくるのがとても頼もしいです。そして、「個」の自覚を持ちながら、1人だけではなく「集団」で力を合わせてプレーする楽しさをたくさん感じている姿に、すがすがしさを感じます。
これも学芸会の取組の延長線上に存在する空気であり、財産だと感じています。学芸会に限らず、日々の教育活動の足跡は、日常の安心感や信頼感へと発展し続けています。
「個」と「集団」の両方から学び、自分を高め続ける・・・この積み重ねは、閉校・統合・卒業・進学等を超えて、1人1人の「心の土台」となる、そう信じています。