教育実習5日目。「この日々が終わってほしくないなあ・・・」という子どもたちの思いが、その表情からもありありと伝わる最終日になりました。
この日は、閉校・有終記念「全校稚内見学」の日なので、全校でのお別れ会は朝の時間に行いました。1人1人、「毎日やさしく話しかけてくれて、すごくうれしかったです。」「授業で声をかけてくれてやる気がわきました。」「休み時間にいっしょにけいどろで遊んでくれたことが1番の思い出です。」「この1週間、本当に楽しかったです。ありがとうございました。」などなど、自分の思いを自分の言葉でしっかり伝えた子どもたちでした。
その後は、子どもたちからは寄せ書きのプレゼントを、また、2名の実習生の先生方からは、子どもたちへの「ありがとう」の言葉と共に、最後の実習生通信(第4号)が子どもたちの手に渡りました。感動的な場面でした。
全校稚内見学では、バス内でも見学場所でも、とにかく子どもたちの1番近くでいっしょに楽しんでくれたのが2名の先生方でした。水族館・科学館・北方記念館・宗谷岬などの見学では、この1週間でグッと深まった関係性を土台に、笑顔満開で過ごしたひとときになりました。
この日の大きな目玉の活動であった、マクドナルド稚内店さんでのハンバーガーづくり体験。子どもたちはマクドナルドの店員になれた気持ちだったことでしょう。いつもはお客さんとして購入しているものを「つくる側」に立つという実体験。目の輝きが違いました。
春の打ち合わせの段階から、「最後の1年に、浅茅野小学校の子どもたち7名が、本店舗でいい経験ができたと思ってもらえるなら私たちはとてもうれしいし、ぜひ力になりたい!」とおっしゃってくださっていた店長の中農さん。そして今日は、アシスタントマネージャーの福田さんにマクドナルドという会社の魂を教わると共に、本当に懇切ていねいに子どもたちに関わっていただき、体験・見学・質問・・・と充実しきった時間を過ごさせていただきました。あらためて、このような「決して当たり前ではない、偉大な思い」に子どもたちは支えられているということを忘れないでほしいと思います。感謝と感動の体験を、本当にありがとうございました。
このようなかけがえのない思い出を胸に、全校稚内見学と5日間の教育実習は幕を閉じました。
どんな思いでここにいるか、どんな心で向き合おうとしているか、それを1番感じとる力が強いのが子どもです。子どもたちはそれをよくわかっているから、常に自分の心を動かしながらこの1週間を歩みました。子どもたちがこの1週間で見せた積極的な姿や明るさ・優しさ・笑顔があふれる言動は、実習生の先生方の思いを鏡のように映し返した証拠だったと思います。
「人」の存在が「人」を前進させる、お別れはとても悲しいものですが、この経験が子どもたちをまた一つ大きくさせ、未来の自分像につながる力になる、そう信じています。それぐらい輝きを放った5日間でした。実習生の先生方との関わりを通して、子どもたち1人1人の言動が、より頼もしく、よりたくましく、より凜々しく見えたという事実を、1人1人の心に残してほしいです。
最後に・・・2名の実習生の先生方、本当にありがとうございました。どんな場所でも、どんな環境でも、それが閉校の年であっても、そこに子どもがいる限り、学校があり、教育があります。いつの日か、教育現場で共に歩む日が来ることを楽しみにさせてください。