学校ブログ

5年生1名が、村内の5年生総勢25名の1人として、稚内少年自然の家で行われる「村内小学校4校合同宿泊学習」に出発しました。親元を離れ、学校を離れ、いつもとは違う環境や集団の中で、いい経験とたくさんの思い出を胸に帰ってきてくれるのを楽しみにしています。(5年生の宿泊学習の様子は、後日お伝えします。)

 

今回の5年生合同宿泊学習に始まり、来週は村内の3年生の合同社会科見学、来月には、4年生の合同社会科見学や6年生の合同修学旅行事前学習と、新たな経験や広い世界での挑戦が目白押しの子どもたちです。特に今年度は、次年度以降の自分の姿をイメージする大切な時間にもしてほしいなあと願っています。

 

このような場に向かうときに自分を支える1つが、運動会の取組でいかんなく発揮した「チームワークをつくる1人」という自覚や責任だと思います。慣れない大集団の中での緊張感や戸惑いがあるのは十分わかりますが、その中で「自分らしく関わることができる」「人を理解し、共に力を合わせる」といった姿に期待や願いが高まります。そのためにこれらの合同の活動があるといってもいいでしょう。

 

「浅茅野小で精一杯歩み、たくさんの経験を重ね、思い出を刻み、その1つ1つを自信や力に変えて、次の春を迎えてほしい」、これがすべての大人たちの願いであり、子どもたち自身の願いでもあると信じています。運動会を終え、次のステップの場が広がり始めていることを自分自身のやりがいにしながら・・・。

運動会の総括場面として、チームごとに反省会議を開きました。2週間の練習期間の高まりと運動会当日の全力の自分たちをふり返ったとき、がんばったことやよかったことがいっぱいありすぎて何を話したらいいのか逆に戸惑うスタートでしたが、高学年の発言に背中を押されるように、どんどんと意見の輪が広がった時間になりました。

 

「みんなで励まし合ってがんばれた」「自分たちの記録を更新できた」「一生懸命応援していたところがよかった」「準備や片付けをがんばっていたのがよかった」「1人1人が輝けた運動会になってよかった」「ムカデや2人3脚のチームワークがどんどんよくなっていった」「力を合わせて、一輪車の大車輪や綱引きなどをがんばれてよかった」「練習のふり返りの時に、リーダーがいつも励ましてくれた」・・・などなど、個人・集団・全校・他チームのがんばりがたくさん交流されました。

 

毎日の付箋メッセージを束ねたような時間であり、これまでの日々が一本の線としてつながった時間でもありました。この延長線上に、さらなる線を伸ばしていくのが、子どもたちのこれからの目標でもあります。そのことを再確認した場になりました。

 

笑いや思い出話も交えながら、真剣に運動会の取組をしめくくった子どもたち。まだ実感は湧いていないかもしれませんし、目に見えるものではありませんが、「自信」「勇気」「信頼関係」「挑戦」といったこの取組の財産を心にしっかりと残し、これからの第2節の日々を歩んでいきます。

運動会明けの登校日が今日でした。自分たちが使った競技の道具類や一輪車の掃除や後片付けから1日が始まりましたが、ワイワイと積極的に働く姿がどの子にも見られました。1つの大きなことを個人の努力と全員の協力でやり遂げた達成感は、後片付けの場でも見て取れましたし、今後、形を変えながら日々の生活に生きることは間違いない、そう思っています。

 

最後の運動会をご覧になった保護者の皆さんや地域の方々が、子どもたちの「伸び続けていく、現在進行形の『今』」をしっかりと感じ取っていただけたのであればそれが1番嬉しいですし、そんな行事になったと信じています。

 

運動会の練習期間、紅白ごとに立てた目標や日々の付箋メッセージを紹介してきました。言葉と体と心を一本化するべく、精一杯実行しようとした子どもたちでした。その道のりこそが「たからもの」であり、数々の努力の末に迎えた運動会当日も「百折不撓」が輝いた子どもたちでした。

 

「当日だけがんばる」ことは到底できないのが行事です。子どもたちが運動会当日に見せた姿の後ろには、言葉では並べ難い、たくさんの葛藤や苦労・共感・努力・積み重ねがありました。このようなすべての感情を自分の力に変え、仲間と共に、本気になり、夢中になり、力を合わせ、全力を尽くす姿は本当に美しく、かけがえのないものだとあらためて思います。

 

小学校生活で積み重ねてきた「行事」の取組は、子どもたちにとって、これまでもこれからも「努力すれば自信にまで高められること」「自分の言動は、誰かの力にもなり、責任も伴うこと」「人は力を合わせることで、大きなエネルギーを生むこと」「よさ(個性)を生かし合うことは、自分たちの関係をよりよくすること」・・・といったたくさんの「教訓」や「ヒント」を与えてくれます。それは必ず今後の自分を支える力になり、形を変えて自分の中に生き続けると信じています。

 

「最後の~」はこれからも続きます。子どもたちと接していて、「やっぱり浅茅野小がなくなるのは寂しい」のが本音だと思いますが、運動会のあいさつで渡邊PTA会長が話されたように、「今を、11日を、心を込めて生きることで、11人の心の中にいつまでも浅茅野小は生き続ける」・・・この言葉の意味を考えながら、今後も前を向いて歩みたいと思っています。

 

 

運動会が終わりました。2週間の積み重ねを物語る「全力」の姿勢や「一生懸命」な思いが、すべての種目に、仲間との一体感に、きびきびした態度に・・・と、あらゆる場面で見られた運動会だったとあらためて感じています。

 

子どもたちは決してあきらめませんでした。挑戦を続けました。結果なんて1つの形に過ぎませんでした。11人の真剣そのものの姿と、大きく高まったチームワークを最後まで貫きました。最後の運動会の最後の種目となった全校リレーのバトン・・・本当につないだのは、7人の「思い」そのものでした。

 

「全力を尽くす姿」、「それを全員でやっている姿」って、本当に美しく、かけがえのないものだとあらためて思いますし、親として、教師として、大人として、子どもたちのその姿に最後まで立ち会えたことを本当にうれしく思っています。

 

閉会式を終えた7人。本当にいい顔でした。この顔になるためにやってきたんだと強く感じました。

この運動会の取組を通して、子どもたちが学んだ価値感はたくさんあります。

◇「一生懸命な思いは、人を勇気づけ、人と人をつなぐ力になる」という価値。

◇「全力で、精一杯がんばることって、実に気持ちがよく、かっこよく、美しい」という価値。

◇「人への励ましや関わり方は、自分の人間性に直結していく大切なものである」という価値。

◇「自分で自分を変えていくことは、気持ち1つで、いくらでもできる」という価値。

◇「団結することで、人数以上の力や勇気が生まれる」という価値。

◇「誰かのため、チームのために心を動かし、行動することは人を支える力になる」という価値。

これらは必ず今後の自分の道しるべになり、形を変えて自分の中に生き続けます。

 

今後は、この取組の「財産と日々そのもの」を、違う取組や日常生活につないでいく、教訓にしていく、それが学校の目標であり、ご家庭の目標であり、子どもたち自身の目標です。

 

取組への理解や励まし・当日の大きな応援・種目への参加・・・等々、ご家庭の皆様や地域の方々には感謝の思いに尽きます。本当にありがとうございました。

 

子どもたちの熱い思いが響き合った運動会。今日この日を、大切な記憶に、誇りと自信に、未来への希望に・・・「太く・深く・確かな・大切な通過点」として。

 

練習最終日、最後に自然発生的に紅白ごとに「最後の運動会がんばるぞ、オー!!」と円陣を組む姿が見られ、さらには全校7人が集まって円陣でしめくくる・・・とてもいい雰囲気の中で最後の練習を終えました。

1人1人が大きな意欲を胸に、浅茅野小学校の最後の運動会に臨もうとしていることを、とても誇らしく感じています。

 

この2週間、7人は別に特別なことをしてきたわけではありません。自分たちが立てたスローガンや目標の言葉1つ1つの意味を考え、具体的な行動で示そうとがんばってきた、ただそれだけです。

でも、その「ただそれだけ」は、7人の今とこれからにしっかりとつながる、本当に大きな財産になりました。

 

チームワークとは、決して簡単にできあがるものではありません。「1人」の努力と前進も、けっして目立ちはしません。

でも「1人」が動かなければ、何も始まらない・・・勇気をもって「1人」が動き出すことで、必ずそれは「小さな足跡」になります。

その「小さな足跡」は、少しずつ「仲間の道」・「みんなの道」となって、太くなっていきます。

だから、その「1人」に自分がなる、そしてまた「1人」、また「1人」・・・「チームワーク」とはそうやってできあがっていくものです。

つまり、「チームワーク」とは、1人ずつが「自分の力で立つ」ことの証明でもありました。

 

バトンをもらうときもそうです。

そこには、自分より前にこのバトンを必死につないでくれた「仲間の思い」がすべてつまっています。

バトンを渡すとき、そこには自分の最大限の「一生懸命」がつまっています。

こうやって、バトンには「みんなの魂」がどんどん宿っていきます。

 

自分が全力を出すとき、「仲間の声援」が背中を押してくれる・・・だから、全力を尽くしたいと心から思えるものです。だから、その気持ちをつなぎたいと心から思えます。

だから、自分も声をからして応援したいと思えるものです。

団体競技って、きっとそういうものであるはずです。

 

こういう実感を抱いていく過程こそが、「運動会は何のためにあるのか?」、その答えと言ってもいいでしょう。そんな日々を1人1人が過ごせたこと、7人が過ごせたこと、みんなで過ごせたことが本当によかったなあと思っています。

 

自分や仲間だけではなく、たくさんの支えの中で、子どもたちは運動会へと臨みます。やるべきことはすべてやった、その思いと共に、堂々とグラウンドに立ちます。その姿を力いっぱい応援し、見守り、感動し合える日曜日になりますように。

自分とみんなの「一生懸命」を伝えることのできる子どもたちです。そんな大切なたからものを胸に、「浅茅野小学校閉校・有終記念運動会」を迎えます。「がんばれ、みんな!」「響け、浅茅野魂!」

今日の総練習、すべてをやり終えた子どもたちの顔は、実にすがすがしく見えました。教室に戻ってきた表情もくたくたそのもの。各種目に完全燃焼したのはもちろんのこと、仲間への応援やそれぞれの役割も、精一杯がんばり抜いた結果でした。最後の運動会へ臨もうとする強い思いが伝わってきました。

 

紅白対抗への情熱は言うまでもありませんが、徒競走や一輪車などの個人の努力の追求もすばらしかったですし、運命的な要素の強い種目を目一杯楽しむ姿もとても微笑ましく思いました。

 

やるからには勝ちたい、これは当然の感情です。でも、今日の総練習をふり返ったとき、「みんなの全力」や「みんなの熱い気持ちの結晶」が勝敗を完全に超えた瞬間が何度もありました。「全力でがんばる仲間に全力の声援を贈る、なによりそれが1番!」・・・自分のベストを尽くした疲労の中に、誇れる気持ちが宿っている、そんな7人でした。

 

開・閉会式やラジオ体操を除き、子どもたちが運動会で行う種目は、個人2種目・紅白対抗4種目・チーム2種目・全校2種目・小中1種目・全員2種目の全13種目。ほとんど出ずっぱりの子どもたちです。時代の変化と共に運動会のあり方も変わる中で、これだけの種目をやりきる子どもたちは稀少かもしれません。最後の運動会であるのと同時に、浅茅野小学校が大切にしてきた校風・文化・土壌といったものも子どもたちの胸に残ってくれたらうれしいです。

 

体中に「気持ちのよい」疲れを残したまま、家路についた子どもたち。その疲れを「自分たちが最大限の力を尽くしたことの誇り」にしてほしいと思います。

 

練習日もあと1日です。ついにここまで来ました。玄関のてるてる坊主たちも晴天を祈願してくれています。「全力を出し切るって本当に気持ちがいい!」「力を合わせるってなんかうれしい!」「努力は自分たちを裏切らない!」・・・時間をかけながらそんな領域までたどり着いた自分たちに胸を張って・・・。

「チームの力を高め合いながら、勝利をめざす練習の中で、仲間と共に力を合わせる喜びを体いっぱい感じてほしい」

「努力する大切さや尊さを存分に感じてほしい」

「苦手な子の心情を理解し、支えたり励ます側に立とうとしてほしい」

「困難なことがあったとき、それを伝え合いながら解決を求めていける力を伸ばしてほしい」

「競技だけでなく、応援・準備・片付け・整列・態度など、運動会全体を視野に入れた精一杯の心をうんと見せてほしい」

「最後の年に、浅茅野小ここにあり!という気概を100%出し切ってほしい」

「たくさんの人たちが自分たちの歩みを見守ってくれていることを実感してほしい」

「浅茅野小における大切な思い出を1つ1つ心に刻んでほしい」  ・・・

 

そんな教師集団としての願いを込めながら、子どもたちの運動会練習を応援してきました。きっとそれが、近未来の「自分像」としてふくらんでいくはずだからです。

 

この取組の根底は、「一生懸命」な自分を出すこと、「相手のことを考える自分・仲間と共に歩む自分」をめざすこと、これに尽きます。そこには何物にも代えがたい「美しさ」と「かっこよさ」、そして「感動」があるからです。

 

だからといって、本当の変容には時間がかかるのが人間です。ここまでの運動会練習のなかで、もめる日もありました。後味の悪い時間もありました。思ったように進まない練習もありました。でも、その瞬間瞬間が、乗り越えるべき壁へのチャレンジであり、他者理解の学びであり、自分との向き合いであり、成長のチャンスでもありました。実にやりがいのある挑戦をくり返してきた子どもたちが、今、ここにいます。変容のための「芽」がたくさん出た日々でした。

 

1つ学年が上がって2ヶ月。この運動会の取組の中で、たくさんの努力と経験を重ねた子どもたち。百折不撓〜心を一つに力の限り全力で挑戦する最後の運動会〜」の言葉が実によく似合う顔になりました。明日の総練習はもちろん、運動会当日も、心を燃やし全力で挑む姿を確信できる、その段階に入った子どもたちを誇らしく感じています。練習日はあとわずかですか、運動会のその先に広がる「今より少し違う景色」を7人全員に見てほしい、きっと見ることができるはず・・・そう信じて歩み続けたいと思っています。

 

 

今日も力の入る時間が続きました。緊張感とチームワークを保つ練習が続くため、疲れも蓄積しているはずです。上達が目に見え、日を追うごとに手応えを感じ取れた練習1週目とちがい、練習最終週は「小さな一歩」をねばり強く追求する日々でもあります。でも、7人の表情は、いつだって実に真剣で、明るさと一生懸命さにあふれています。それがこの子たちがこの取組に限らず、地道に培い伸ばしてきた「力」であり「成長」なんだと確信しています。 

 

リーダーの声かけも日に日に頼もしくなっています。「○○の~がすごくよくなってきているから、自信をもって!あとは◇◇にさらに気をつけて!」等、より具体的になりました。それに伴ってチームの雰囲気もどんどんよくなっています。

 

「支える(引っぱる)・支えられる活動」、「教え・教わる活動」、「~をしてあげる・してもらう活動」って本当にいいものです。それはぐるぐる廻っていくものであり、つながっていくものでもあるのだから・・・。

今の5.6年生がこれだけ自信を持って動くことができているのは、この子たちの力であって、この子たちだけの力ではないはずです。下級生時代から「してもらった」経験が、自分たちが引っぱる側になったときの「土台」や「残像」になっているからでしょうし、彼らが今、一生懸命がんばっている事実そのものは、今の下級生が高学年になったとき、そして通う学校が変わったとしても、はっきりと残る「土台」になることでしょう。

 

そしてなによりそこでふれあった「やさしさ」「あたたかさ」は、自分の心の「土台」になっていく・・・そんな時間を全校みんなでつくるのが運動会(行事)の取組であり、この取組の本質的な部分だと思います。名前はリーダーとつかなくても、下級生も、この本質を体と心で感じ取り続けています。

 

今日も、練習後には、自然と「全校認め合いコーナー」に集う姿がありました。これもまた「運動会は何のためにあるのか?」の答えの1つではないでしょうか。じわじわと子どもたちの心の中で、この思いが確信に変わっていくことを願っています。

閉校・有終記念運動会が今週末となりました。練習日もあと5日です。

男女も、学年も、個人差も、運動への意欲や体力の差も・・・いろんな壁を乗り越えながら、チームとして力を合わせていく・・・いつの時代も、運動会は「学ぶべきことの多い、すごく大切な行事」であると同時に「勝負への思いと、励まし合いながら共に成長し合うことを、心の中で一本化させていく難しい行事」であるとしみじみ思います。そのキーワードは、やはり「チームワーク」以外にはありません。

 

11人が一生懸命努力をくり返す中で、お互いのがんばりに気づき、共に高まろうとしていく。そして力を合わせる気持ちよさや大切さを実感していく・・・運動会でいう「チームワーク」とはこういうことだと思います。勝ちたいからチームワークを高めたいだけではなく、「本当のチーム」になりたいから、チームワークの大切さを学んでほしい、運動会練習を通して子どもたちに願うことです。そんなに簡単なことではありませんし、葛藤の連続と向き合うこともしばしばですが、子どもたちが歩み続けている日々に、たくさんの可能性を感じています。

 

もちろん、それぞれのチームの団結を求め合い、勝利を求めてほしい、運動会はそういうものですから。でも、努力しないで得る1位よりも、努力をくり返した末の2位の方がずっと価値がある、そう思います。「負けても堂々と練習の日々に胸を張れるチームであれ!」、この取組の本質の1つです。

 

今日もチーム練習や全校練習に熱を注いだ子どもたち。自分から声を出し、励まし、仲間をほめ、がんばりをたたえ、お互いを律する注意の声かけをする・・・実に頼もしく、たくましい姿でした。努力の結晶を求め合う姿とも言えました。

「運動が得意・苦手」とか、「足が速い・遅い」とか、「気が合う・合わない」とか・・・そんな小さなものは必要ない、みんなが一生懸命力を合わせる、ただそれだけで十分です。そのすがすがしさや心地よさを、子どもたちも身を持って実感していると信じたいです。

 

技術的な上達はもちろんのことですが、それ以上に「追求していく気持ちの強さ」「努力を継続する強さ」「仲間への励まし・認め合い・エール」など、大切な「心の部分」を、たくさん学び、吸収した日々になろうとしています。どんな取組も、練習(過程)の中にこそ、1番の価値があります。どんな時も、1人1人の思いが「出発点」であり、その思いこそが「力」です。さあ、できることをすべてやり抜こう、自分と自分たちの「今」と「これから」のために。

「運動会は何のためにあるのか?」、その答えを見つけ始めている子どもたちです。

 

ふり返れば1年前(令和7年度)の運動会練習では、体調不良の子が続出し、全員がそろう日がほとんどなかったことを思い出します。思うように練習が進まない不安や苛立ちともたたかいながら、いるメンバーを中心に必死に練習を成立させた、復帰してきたメンバーを歓迎しながら志気を高め合った毎日でした。状況の変動を受け止めながら、今の自分にできるベストを尽くした日々とも言えました。

 

あれから1年、この運動会練習1週目の5日間を、全校児童7名が全員そろって練習をくり返すことができた・・・まずはなによりも、この当たり前に思える風景を1番うれしく感じています。運動会当日まであと1週間、子どもたちが「元気であること」を切に願います。

 

もちろん、全員そろって練習できていればそれですべてOK、というわけではありません。紅組も白組も、それぞれにチーム内で、「思っていることが今ひとつ伝わらない・一致しない」「チーム内の練習時に温度差がある」「言葉による摩擦もある」「励ましがもう一歩足りない」「考えて実行しようとする空気が薄い」・・・などの課題も見えた1週間でした。技術的なことというよりも、「チームワークづくり」の課題とも言えるでしょう。長く一緒にいる仲間だからこそ抱いてしまう、「○○は前からこうだから」といった他者への決めつけや甘えの感情なども見て取れます。

 

変わらない子はいません。伸びない子はいません。感じない子はいません。もちろん自分自身も・・・。

もっとよくなりたいと願いながらも、そんな簡単に答えが出ないのが行事の取組です。だからこそ、その困難な壁に意義や価値や目標を抱き、挑戦を続けた日々でした。

自分たちでつくった合い言葉「百折不撓~心を一つに力の限り全力で挑戦する最後の運動会~」に、この1週間でどこまで近づけたか、そんなふり返りも大切にしながら練習1週目を終えました。この深く、重く、熱いワード1つ1つがもっともっと輝く2週目にするために。

 

子どもたちの心の中にも、「最後の運動会が少しずつ迫ってきた」という実感が湧き始めています。いい顔になってきました。「今このときを大切にしたい」と思える子どもたちに、さらなる期待と信頼を寄せて・・・。練習1週目、本当によくがんばりました!!

 

 

 

5年生1名が、村内の5年生総勢25名の1人として、稚内少年自然の家で行われる「村内小学校4校合同宿泊学習」に出発しました。親元を離れ、学校を離れ、いつもとは違う環境や集団の中で、いい経験とたくさんの思い出を胸に帰ってきてくれるのを楽しみにしています。(5年生の宿泊学習の様子は、後日お伝えします。)   今回の5年生合同宿泊学習に始まり、来週は村内の3年生の合同社会科見学、来月には、4年生の合同社会科見学や6年生の合同修学旅行事前学習と、新たな経験や広い世界での挑戦が目白押しの子どもたちです。特に今年度は、次年度以降の自分の姿をイメージする大切な時間にもしてほしいなあと願っています。   このような場に向かうときに自分を支える1つが、運動会の取組でいかんなく発揮した「チームワークをつくる1人」という自覚や責任だと思います。慣れない大集団の中での緊張感や戸惑いがあるのは十分わかりますが、その中で「自分らしく関わることができる」「人を理解し、共に力を合わせる」といった姿に期待や願いが高まります。そのためにこれらの合同の活動があるといってもいいでしょう。   「浅茅野小で精一杯歩み、たくさんの経験を重ね、思い出を刻み、その1つ1つを自信や力に変えて、次の春を迎えてほしい」、これがすべての大人たちの願いであり、子どもたち自身の願いでもあると信じています。運動会を終え、次のステップの場が広がり始めていることを自分自身のやりがいにしながら・・・。
運動会の総括場面として、チームごとに反省会議を開きました。2週間の練習期間の高まりと運動会当日の全力の自分たちをふり返ったとき、がんばったことやよかったことがいっぱいありすぎて何を話したらいいのか逆に戸惑うスタートでしたが、高学年の発言に背中を押されるように、どんどんと意見の輪が広がった時間になりました。   「みんなで励まし合ってがんばれた」「自分たちの記録を更新できた」「一生懸命応援していたところがよかった」「準備や片付けをがんばっていたのがよかった」「1人1人が輝けた運動会になってよかった」「ムカデや2人3脚のチームワークがどんどんよくなっていった」「力を合わせて、一輪車の大車輪や綱引きなどをがんばれてよかった」「練習のふり返りの時に、リーダーがいつも励ましてくれた」・・・などなど、個人・集団・全校・他チームのがんばりがたくさん交流されました。   毎日の付箋メッセージを束ねたような時間であり、これまでの日々が一本の線としてつながった時間でもありました。この延長線上に、さらなる線を伸ばしていくのが、子どもたちのこれからの目標でもあります。そのことを再確認した場になりました。   笑いや思い出話も交えながら、真剣に運動会の取組をしめくくった子どもたち。まだ実感は湧いていないかもしれませんし、目に見えるものではありませんが、「自信」「勇気」「信頼関係」「挑戦」といったこの取組の財産を心にしっかりと残し、これからの第2節の日々を歩んでいきます。
運動会明けの登校日が今日でした。自分たちが使った競技の道具類や一輪車の掃除や後片付けから1日が始まりましたが、ワイワイと積極的に働く姿がどの子にも見られました。1つの大きなことを個人の努力と全員の協力でやり遂げた達成感は、後片付けの場でも見て取れましたし、今後、形を変えながら日々の生活に生きることは間違いない、そう思っています。   最後の運動会をご覧になった保護者の皆さんや地域の方々が、子どもたちの「伸び続けていく、現在進行形の『今』」をしっかりと感じ取っていただけたのであればそれが1番嬉しいですし、そんな行事になったと信じています。   運動会の練習期間、紅白ごとに立てた目標や日々の付箋メッセージを紹介してきました。言葉と体と心を一本化するべく、精一杯実行しようとした子どもたちでした。その道のりこそが「たからもの」であり、数々の努力の末に迎えた運動会当日も「百折不撓」が輝いた子どもたちでした。   「当日だけがんばる」ことは到底できないのが行事です。子どもたちが運動会当日に見せた姿の後ろには、言葉では並べ難い、たくさんの葛藤や苦労・共感・努力・積み重ねがありました。このようなすべての感情を自分の力に変え、仲間と共に、本気になり、夢中になり、力を合わせ、全力を尽くす姿は本当に美しく、かけがえのないものだとあらためて思います。   小学校生活で積み重ねてきた「行事」の取組は、子どもたちにとって、これまでもこれからも「努力すれば自信にまで高められること」「自分の言動は、誰かの力にもなり、責任も伴うこと」「人は力を合わせることで、大きなエネルギーを生むこと」「よさ(個性)を生かし合うことは、自分たちの関係をよりよくすること」・・・といったたくさんの「教訓」や「ヒント」を与えてくれます。それは必ず今後の自分を支える力になり、形を変えて自分の中に生き続けると信じています。   「最後の~」はこれからも続きます。子どもたちと接していて、「やっぱり浅茅野小がなくなるのは寂しい」のが本音だと思いますが、運動会のあいさつで渡邊PTA会長が話されたように、「今を、1日1日を、心を込めて生きることで、1人1人の心の中にいつまでも浅茅野小は生き続ける」・・・この言葉の意味を考えながら、今後も前を向いて歩みたいと思っています。
運動会が終わりました。2週間の積み重ねを物語る「全力」の姿勢や「一生懸命」な思いが、すべての種目に、仲間との一体感に、きびきびした態度に・・・と、あらゆる場面で見られた運動会だったとあらためて感じています。   子どもたちは決してあきらめませんでした。挑戦を続けました。結果なんて1つの形に過ぎませんでした。1人1人の真剣そのものの姿と、大きく高まったチームワークを最後まで貫きました。最後の運動会の最後の種目となった全校リレーのバトン・・・本当につないだのは、7人の「思い」そのものでした。   「全力を尽くす姿」、「それを全員でやっている姿」って、本当に美しく、かけがえのないものだとあらためて思いますし、親として、教師として、大人として、子どもたちのその姿に最後まで立ち会えたことを本当にうれしく思っています。   閉会式を終えた7人。本当にいい顔でした。この顔になるためにやってきたんだと強く感じました。 この運動会の取組を通して、子どもたちが学んだ価値感はたくさんあります。 ◇「一生懸命な思いは、人を勇気づけ、人と人をつなぐ力になる」という価値。 ◇「全力で、精一杯がんばることって、実に気持ちがよく、かっこよく、美しい」という価値。 ◇「人への励ましや関わり方は、自分の人間性に直結していく大切なものである」という価値。 ◇「自分で自分を変えていくことは、気持ち1つで、いくらでもできる」という価値。 ◇「団結することで、人数以上の力や勇気が生まれる」という価値。 ◇「誰かのため、チームのために心を動かし、行動することは人を支える力になる」という価値。 これらは必ず今後の自分の道しるべになり、形を変えて自分の中に生き続けます。   今後は、この取組の「財産と日々そのもの」を、違う取組や日常生活につないでいく、教訓にしていく、それが学校の目標であり、ご家庭の目標であり、子どもたち自身の目標です。   取組への理解や励まし・当日の大きな応援・種目への参加・・・等々、ご家庭の皆様や地域の方々には感謝の思いに尽きます。本当にありがとうございました。   子どもたちの熱い思いが響き合った運動会。今日この日を、大切な記憶に、誇りと自信に、未来への希望に・・・「太く・深く・確かな・大切な通過点」として。
練習最終日、最後に自然発生的に紅白ごとに「最後の運動会がんばるぞ、オー!!」と円陣を組む姿が見られ、さらには全校7人が集まって円陣でしめくくる・・・とてもいい雰囲気の中で最後の練習を終えました。 1人1人が大きな意欲を胸に、浅茅野小学校の最後の運動会に臨もうとしていることを、とても誇らしく感じています。   この2週間、7人は別に特別なことをしてきたわけではありません。自分たちが立てたスローガンや目標の言葉1つ1つの意味を考え、具体的な行動で示そうとがんばってきた、ただそれだけです。 でも、その「ただそれだけ」は、7人の今とこれからにしっかりとつながる、本当に大きな財産になりました。   チームワークとは、決して簡単にできあがるものではありません。「1人」の努力と前進も、けっして目立ちはしません。 でも「1人」が動かなければ、何も始まらない・・・勇気をもって「1人」が動き出すことで、必ずそれは「小さな足跡」になります。 その「小さな足跡」は、少しずつ「仲間の道」・「みんなの道」となって、太くなっていきます。 だから、その「1人」に自分がなる、そしてまた「1人」、また「1人」・・・「チームワーク」とはそうやってできあがっていくものです。 つまり、「チームワーク」とは、1人ずつが「自分の力で立つ」ことの証明でもありました。   バトンをもらうときもそうです。 そこには、自分より前にこのバトンを必死につないでくれた「仲間の思い」がすべてつまっています。 バトンを渡すとき、そこには自分の最大限の「一生懸命」がつまっています。 こうやって、バトンには「みんなの魂」がどんどん宿っていきます。   自分が全力を出すとき、「仲間の声援」が背中を押してくれる・・・だから、全力を尽くしたいと心から思えるものです。だから、その気持ちをつなぎたいと心から思えます。 だから、自分も声をからして応援したいと思えるものです。 団体競技って、きっとそういうものであるはずです。   こういう実感を抱いていく過程こそが、「運動会は何のためにあるのか?」、その答えと言ってもいいでしょう。そんな日々を1人1人が過ごせたこと、7人が過ごせたこと、みんなで過ごせたことが本当によかったなあと思っています。   自分や仲間だけではなく、たくさんの支えの中で、子どもたちは運動会へと臨みます。やるべきことはすべてやった、その思いと共に、堂々とグラウンドに立ちます。その姿を力いっぱい応援し、見守り、感動し合える日曜日になりますように。 自分とみんなの「一生懸命」を伝えることのできる子どもたちです。そんな大切なたからものを胸に、「浅茅野小学校閉校・有終記念運動会」を迎えます。「がんばれ、みんな!」「響け、浅茅野魂!」
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