2学期スタート!~暑い夏の熱が伝わる「研究者」たち~
暑い夏でしたね。
さて、始業式。子供達は、夏休み中に自由研究や課題に取り組んだこと、家の手伝いをしたことを教えてくれました。どの子も成長の様子がみられ、頼もしく感じる内容でした。
講話の最初は、夏休み中に食べたものの話題から。子供が想起した回答ナンバー1は「スイカ」でした。
そこで、スイカを生産している町で暮らしていたエピソードを返します。
「誰かが作ってくれたおかげで美味しいスイカが食べられる。きっと、みんなが勉強やお手伝いをしていることも誰かの役に立っているんだと思います。」
そして、暑さの中で生き残った鉢花を見せました。
「一緒に前庭花壇に植えてくれたら嬉しいな。声かけてね。」
と伝えました。
その後、廊下で、ふと一年生が寄ってきて、「もう答え、わかるよ」と教えてくれました。1学期に出した花クイズのことだと思いました。興味をもってくれたのだと嬉しくなりました。
名もない花に興味をもつ、こうした優しい気持ちが育ってくれたらいいなと願っています。
2日目の自由研究発表会の一コマ。本棚、アゲハチョウの標本などアナログな作品・研究が多く、創意工夫した様子が伝わってきました。同時に、燃料電池の実験では、今時のICT機器を利用した発表の様子もあって、時代の進化を感じました。
その後の作品交流をする中で、子供が語る「裏話」が面白かったです。ミニ四駆の制作の工夫の談話には興味津々。アゲハチョウの採集場面は偶然から生まれた・・・など、親子で楽しむ時間が背景にあることを楽しそうに話す様子が微笑ましかったです。
きっと、家族で研究を楽しんでいたのだと思います。本当は、ちょっと面倒だなと思いながらも、何かを学んだことは伝わってきました。
保護者の皆様、いつもご支援いただきありがとうございます。