学びと経験を重ねることは、未来の自分を築く「力」に
今日の3.4時間目は、宗谷総合振興局水産課・猿払村役場・猿払村漁業協同組合・漁業士の方々が来校され、「漁業士による出前授業」を行いました。漁業士さんとは、地域のリーダーとして活躍する現役の漁師さんであり、漁業に関する地域活動の指導・資源の増大・漁業経営の安定・地域漁業の担い手の育成などについて、幅広く活動されている方々です。そして、子どもたちに「地元で獲れる魚介類の美味しさを知ってもらい、もっと食べてもらいたい!」「漁業に興味を持ってもらい、その魅力を伝えたい!」と いう漁業士さんの思いから生まれたのが、この出前授業です。浅茅野小では「鮭」をテーマに授業を行っていただきました。
3時間目は、全校で「さけの生態やさけ漁の仕方」について学び、4時間目は、家庭科室で「さけフレークづくり」に挑戦しました。子どもたちにとって、見るもの・聞くこと・やってみることが初めての経験という内容がいっぱいあり、目を輝かせながら励む姿がとても印象的でした。さけフレークづくりでは、焼きながら小骨を取ったり、木べらでほぐすなどの作業も協力して行い、見事に完成させることができました。自分たちでつくり上げたものの味は、格別だったと思います。給食でも食べ、家庭におみやげも持ち帰ることができました。
2学期の終わりに、このような貴重な時間を過ごさせてもらうことができ、子どもたちの経験の幅がまた1つ広がりました。ご協力いただいた漁業士さんや関係者のみなさん、本当にありがとうございました。
「授業で、校内で、校外で・・・本当にたくさんの経験を重ねることができた2学期になった!」、そう自信をもって言える学期末を、とてもうれしく思います。すべての経験が、1人1人の未来とつながっていく・・・かけがえのないことです。