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ラクではないからこそ、継続する価値がある

中休みと放課後の最初の5分間は、体力づくりの時間として、みんなで体を動かしています。現在は、なわとび・一輪車・じゃんけん鬼ごっこ・ラダートレーニング・ダンス・のぼりづな等を行っています。定期的に内容をリニューアルしながら、子どもたちの意欲や体力向上やみんなで挑戦する楽しさなどを大切な柱としてに取り組んでいますが、その中で1年間ずっと変わらずに続けているのが「水曜日の中休み=5分間走」です。今日もその日でした。

子どもたちも、この5分間走に対しては、他の種目のように「やったあ!」とか「楽しみ!」には思えないのが正直なところです。もちろん、その気持ちはよくわかります。「ひたすら走る」「5分間がんばり抜く」ことへの苦しさを、身をもって体感し続けているからです。誰だって、自分を追い込むのは嫌ですし、できるならラクな方がいいに決まっています。

それでも手を抜かず走る子どもたちです。苦しさにも向かっていく子どもたちです。このような決してラクではない世界も、日々の生活には必要なことだと感じていますし、価値あることだと思います。

困難なことを乗り越えたり、自分で切り拓いたりしようとする心や力の素地を、このような経験を通しながら、じっくりと育んでいる子どもたちです。これから先もずっと続いていく「人生の土台」としても・・・。

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