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「感謝の気持ち」や「誰かの役に立つ経験」は、自分の人格形成の土台となって

「地域のために活動することで、地域の方々に対する感謝の気持ちと、自分の住む地域をもっと好きになる気持ちを育む」ことをねらいとして、浅茅野交流センターの清掃活動を行いました。浅茅野小学校が長年大切にしている活動です。

参加できたのは5人でしたが、センター内のトイレ・ホール・廊下などをピカピカにしようとがんばる姿は「さすが!」と呼べるものでした。

子どもたちにとって、普段、そんなになじみの深い場所ではありません。コロナ禍以降は特に「子どもたち(学校)と地域とのつながりが薄くなった・・・」と嘆く声もあるのが事実です。また、浅茅野の人口減少の問題も、子どもだけではなく、ここに住む方々にとって、さびしさとなって影を落としている側面もあります。

しかし、「自分が今、こうやってここで元気に生活することができるのは、この地を必死な思いでつくり上げた方々がいるからこそ」であり、「自分たちにできることを誠実に尽くすことで、違う誰かの元気や活力になってくれるのなら、それはすごく意義深いことである」といった思いは、不変のものであると思います。そのためにも「自分から動く」ことが1番の教育であると感じています。

普段はあまり実感しなくてもかまいません。でも、このような活動を通して、「感謝の気持ち」や「誰かの役に立ったという実感」をかみしめてみる・・・こういった積み重ねが1人1人の人格形成につながっていくと信じています。

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