「チームの力を高め合いながら、勝利をめざす練習の中で、仲間と共に力を合わせる喜びを体いっぱい感じてほしい」
「努力する大切さや尊さを存分に感じてほしい」
「苦手な子の心情を理解し、支えたり励ます側に立とうとしてほしい」
「困難なことがあったとき、それを伝え合いながら解決を求めていける力を伸ばしてほしい」
「競技だけでなく、応援・準備・片付け・整列・態度など、運動会全体を視野に入れた精一杯の心をうんと見せてほしい」
「最後の年に、浅茅野小ここにあり!という気概を100%出し切ってほしい」
「たくさんの人たちが自分たちの歩みを見守ってくれていることを実感してほしい」
「浅茅野小における大切な思い出を1つ1つ心に刻んでほしい」 ・・・
そんな教師集団としての願いを込めながら、子どもたちの運動会練習を応援してきました。きっとそれが、近未来の「自分像」としてふくらんでいくはずだからです。
この取組の根底は、「一生懸命」な自分を出すこと、「相手のことを考える自分・仲間と共に歩む自分」をめざすこと、これに尽きます。そこには何物にも代えがたい「美しさ」と「かっこよさ」、そして「感動」があるからです。
だからといって、本当の変容には時間がかかるのが人間です。ここまでの運動会練習のなかで、もめる日もありました。後味の悪い時間もありました。思ったように進まない練習もありました。でも、その瞬間瞬間が、乗り越えるべき壁へのチャレンジであり、他者理解の学びであり、自分との向き合いであり、成長のチャンスでもありました。実にやりがいのある挑戦をくり返してきた子どもたちが、今、ここにいます。変容のための「芽」がたくさん出た日々でした。
1つ学年が上がって2ヶ月。この運動会の取組の中で、たくさんの努力と経験を重ねた子どもたち。「百折不撓〜心を一つに力の限り全力で挑戦する最後の運動会〜」の言葉が実によく似合う顔になりました。明日の総練習はもちろん、運動会当日も、心を燃やし全力で挑む姿を確信できる、その段階に入った子どもたちを誇らしく感じています。練習日はあとわずかですか、運動会のその先に広がる「今より少し違う景色」を7人全員に見てほしい、きっと見ることができるはず・・・そう信じて歩み続けたいと思っています。