「みんなでムーブ!」体を動かして元気になろう!

札幌南高校の生徒が世の中を動かしました。

北海道教育委員会は児童生徒の体力向上と運動習慣の確立に向けた動画「みんなでムーブ(通称・みんムー)」を制作し、20日から動画共有サイトYouTubeで配信を開始しました。

踊りの楽曲は札幌市出身シンガーソングライターのRihwa(リファ)さんです。

北海道のみんなのためにと願うダンス部の生徒の発案からその願いが叶い、楽曲提供につながったとのことです。

この取組は道教委の呼びかけで始まったものですが、それに応えて自分たちで動き出した生徒の熱意が多くの共感を呼び、大きな動きにつながったものです。

(これらの取組の経緯は北海道通信の記事で紹介されています。2021-4-30付11929号、7-30付11989号、10-21付12430号)

一連の記事を想像力を働かせて「意識」と「行動」を読み取ると、

「何もできない」から「何ができる」

に、とらえ方を変えることで、積極的な行動につながったことが伝わってきました。

学校に届いた通知には、この動画に賛同したスポーツ団体(北海道日本ハムファイターズ、北海道コンサドーレ札幌、レバンガ北海道、エスポラーダ北海道)が参加していることが紹介されていました。

こうした動きは、はじめは1人の願いから生まれます。

例えば、北海道赤平市にある植松電機の植松努さんは、本業の傍ら「思いは招く」の言葉を全国に伝え広める活動をされています。

「夢をあきらめないでほしい」「自分に自信を持ってほしい」「自分の可能性を信じてほしい」という願いは、今では全国津々浦々に伝わり、大きなうねりとなっています。

edumapでつながる北海道各地の学校がこうした取組に参加し発信することができたら、今、日本の子供たちが抱える課題・現状を変える小さな一歩になるのではないかと考え、お知らせしました。

小さな一歩を踏み出す勇気、それを伝えるのは学校の役割です。

保護者の皆様も、お子さんと一緒に動画をご覧いただければ幸いです。

北海道ゆかりの歌詞と元気になるフレーズで楽しめることと思います。

今後、道教委主催の学校向け運動啓発活動「どさんこ元気アップチャレンジ」の中で、「みんムー リズム運動動画コンテスト」が行われるそうです。

詳しくは、学校教育局健康・体育課へ(担当:係長 高野智史さん)
電話:011-206-6818 FAX:011-272-1234