「いじめ0の学校」をつくる子供たちの姿

本日の児童総会は、「ライブ感覚」でとても刺激的でした。

前期の振り返り、後期の活動方針の演説。発表者は原稿をみません。

また、質問・意見が出た際は、その場で考えて発表していました。

「答弁を棒読み」になるような、お膳立てはしません。

子供達は真剣です。脳が活性化している様子が表情・手の挙げ方などから伝わってきます。

たてわり班で清掃しているため1・2年生も総会に参加します。

児童会のことがよくわからない中でも、しっかり話を聴いています。

何を言ってもいい、互いを認め・励まし・共感する関係性があるからこそ、できることだと実感します。

後期三役が立てた活動目標。

「相手のことを思いやって、楽しい学校をつくろう」

これはどういうことか、改めて子供に問いかけました。

直接的な問いはしません。

AならB、BならAと違う視点で語りかけます。

「この学校には、いじめがあると思う人?」

挙手0人でした。

自信をもってこの学校にはいじめがないということを言える子供の姿。

それを認めます。

もう一歩、突っ込みます。

「では、大人の社会には、いじめがあると思う人?」

あるが半数。ないが半数。

子供なりに世の中をしっかりみていることがわかりました。

「人の心の中には、誰もがいじめの芽をもっていると思います。」

「だから、児童会で集会など楽しくなるような活動をすることが大切なんです。」

子供の純粋無垢な眼差しを感じます。

「今、大人は何をしているかを伝えます。」

「昨日、地域の方が大きな機械でクロカンコースの草刈りをしてくださいました。」

「お仕事があって大変なのに、合間をみてお手伝いすることはなかなかできることじゃありません。」

「そういう人の支えがあって、皆さんは特別にクロスカントリースキーが体験できるということを知っていてほしい。」

「学芸会などで会ったときには、「ありがとうございます。」とお礼の言葉を伝えましょう。」

いじめ0の学校をつくる子供たちは、自分の言葉で人に感謝を伝えることができると信じています。

心からのペップトークで。

今日も、学芸会の「認め合い活動」のステキ言葉が増えています。

子供たちの素直な姿が、世の中で仕事に向かう大人のプラスのエネルギーになることを願っています。

認め合い活動