『イチゴの栽培なぜ始めたの?』(地域の明るい未来を考える学習)

本校はコミュニティ・スクールとして、地域人材・資源を活用したカリキュラム開発を進めています。

その流れを組み、5・6年生は総合的な学習の時間で、新たな視点で地域教材を取り上げました。

今回とりあげたテーマは、猿払村の新たな産業として期待されている「イチゴ栽培」です。

学習のゴールは、「猿払村のイチゴPR動画をつくろう」です。

地域の良さを周囲に知らせる活動を通して、生活と結びつけて考え・関わりをもたせ、自分事として地域の未来を思い描く力(=想像力)を育成することを狙っています。

R3重点目標は『想像できる子の育成』です。

つまり、学習指導要領で示されている「未来を切り拓く力」に直結する学習プログラムです。

ホタテの発展の歴史

手始めに、11/1(月)、村のプロモーションをすすめている企画政策課の方を講師に招きガイダンス授業を行いました。

猿払村の概要では、人口2741人の小さな村でありながら、2018年の市町村別所得ランキングで☆全国4位☆に入ることを知り、一同ビックリ!

基幹産業の漁業、酪農の発展の歴史や現状について改めて知りました。

そして、イチゴ栽培がなぜ始まったのかについては、興味津々の様子で話に聞き入っていました。

イチゴ栽培の経緯

学習後、子供達が伝えたいことを話し合ったようです。

人口減少社会の中で、「村の人口を増やすため」については取り上げたいとのこと。

「地方創生」の今を感じて、自分事として目的意識をもって学習に向かう姿がみられました。

 

授業の終わりには、村の特産品や美しい自然・風景の写真も紹介され、子供たちから「わあー」という歓声が沸きました。

猿払村の特産品

自然豊かな猿払村のグルメの反響は全国津々浦々にも届いているようで、ふるさと納税にも反映しているとのことです。

 

詳しい授業の様子は、講師のnoteで紹介されています。お時間あればご覧いただければ幸いです。(タイトルの長さに「熱い思い」が込められています苦笑い

「小学校の総合的な学習で、新産業創出プロジェクトについて講話させていただいた話。子どもたちの最終到達点はイチゴのPR動画制作なので楽しみ!!!」