努力は君を裏切らない
12月に入りました。児童全員の笑顔を見ることができたのが、なによりうれしい今週のスタートでした。体力づくりの縄跳びの時間も、休み時間も、体育のマット運動も・・・子どもたちの元気ややる気にあふれる声が響き渡った1日でした。
学習も、教科ごとに「2学期のまとめ」を意識しながら取り組んでいます。
「どうしてそう考えたのか?」といった思考や発信を大切にした授業づくりをこれまでもくり返してきましたが、特に算数の時間に学ぶ内容は、他の教科以上に「その学年で身につけたことを、次の学年以降でも必ず使う」ものばかりと言えます。積み重ねの大切さを1番実感する機会の多い教科なのかもしれません。だからこそ、何度も復習し、「わからないこと(自信のないこと)を絶対にそのままにしない」姿勢で授業に励んでいる子どもたちです。
1年生「くり上がりのあるたし算(7+6など)」「くり下がりのあるひき算(13-8など)」
2年生「ひっ算(103-26など)」「かけ算(その概念や九九など)」
3年生「大きい数のかけ算(937×4など)」「小数(その概念やたし算・ひき算など)」
4年生「わり算のひっ算(714÷13など)」「がい数(四捨五入・見積もりなど)」
5年生「分数のたし算・ひき算(通分など)」「単位量あたりの大きさ(速さ・割合など)」
6年生「円の面積(半径×半径×円周率など)」「比例・反比例(ともなって変わる2つの量など)」
これらは、2学期の算数の学習内容の一部ですが、ここだけ見ても、「確実にその学年で定着させたい力」であることがよくわかります。
これまでも、現在も、これからも・・・子どもたちは「本物の自分の力」にするために、日々の学習に打ち込んでいます。忘れやすいのも人間、使わなければ頭から離れていくのも人間、めんどくさい気持ちともたたかうのも人間、だからこそ努力するのも人間です。何事も「真剣に努力した数だけ、必ず自分に還ってくる」ものです。子どもたちの「あきらめない心」を応援し続ける2学期下旬の毎日です。